業務用ジューサーとミキサーの違いは?お店で提供するジュースに合わせた選び方

「お店のメニューに、野菜や果物を使ったジュースを加えたい」

そんなとき、業務用の機械を調べていて、【ジューサー】と【ミキサー】のどちらを選べばよいのか迷うことはありませんか?

どちらも野菜や果物を使ったドリンクを作れますが、食材の加工方法が異なるため、できあがる飲み物の口当たりや、向いているメニューにも違いがあります。

この記事では、人参ジュース専門店「ピカイチ野菜くん」が、業務用ジューサーとミキサーの違い、店舗で比較したいポイント、提供したいメニューに合わせた選び方をご紹介します。

ジューサーとミキサーの違いは「搾る」と「混ぜる」

大きな違いは、食材から果汁を搾るのか、食材を細かく砕いて混ぜるのかという点です。

ジューサーは、野菜や果物から果汁を搾り、搾りかすと分ける機械。
ミキサーは、刃を回転させて食材を細かく砕き、混ぜ合わせる機械です。

ミキサーは「ブレンダー」と呼ばれることもあります。名称だけで判断するよりも、どんな仕組みで、どんな飲み物を作れる製品なのかを確認しましょう。

ミキサー:果肉を含むドリンクを作る

ミキサーは、食材を容器に入れ、回転する刃で細かく砕いて混ぜ合わせます。通常は搾りかすを分離しないため、果肉や繊維も飲み物に含まれます。

たとえば、バナナと牛乳を合わせたドリンクや、果物とヨーグルトを使ったスムージーなど。複数の材料を混ぜ、食感や濃度を調整したいメニューに向いています。

レシピによっては、水や牛乳などの液体を加えて撹拌します。氷や冷凍食材を使う場合は、その機種が対応しているかを確認してください。

ジューサー:野菜や果物の果汁を搾る

ジューサーは、食材から果汁を搾り出し、搾りかすと分離します。

人参やりんごなどを使い、素材から搾ったジュースを提供したいお店に向いています。水や牛乳などを加えずに搾れる食材の組み合わせなら、野菜や果物の果汁だけでメニューを作ることもできます。

ただし、口当たりは食材や機種、フィルターによって異なります。「ジューサーなら果肉がまったく残らない」というわけではありません。

できあがるドリンクを比較

同じ食材を使っても、ミキサーとジューサーでは仕上がりが変わります。まずは、お店で提供したい飲み物をイメージしてみましょう。

比較項目ミキサージューサー
加工方法食材を細かく砕いて混ぜる食材から果汁を搾る
果肉や繊維通常は分離せず、飲み物に含める搾りかすとして分離する
口当たり配合によって、とろみや食材の食感が出る繊維が除かれるので、比較的さらっとした仕上がり
液体の追加レシピにより水・牛乳などを加える食材によっては、追加せずに果汁だけで作れる
メニュー例スムージー、バナナミルク、シェイク人参ジュース、りんごジュース、野菜と果物のミックスジュース

※一般的な使い方の比較です。対応食材や仕上がりは、機種・付属品・レシピによって異なります。

とろみのあるスムージーを出したいのか、野菜や果物を搾ったジュースを出したいのか。この違いを整理すると、必要な機械を絞り込みやすくなります。

業務用の機械選びで比較したい5つのポイント

お店で使う場合は、仕上がりだけでなく、日々の営業の中で無理なく使えるかも大切です。

1.提供杯数と連続運転時間

1日に何杯提供するかに加えて、忙しい時間帯に何杯の注文が重なるかを考えましょう。

容器やホッパーが大きくても、それだけで提供スピードは判断できません。処理能力、連続運転時間、必要な休止時間を確認し、予定している営業の流れに合う製品を選びます。

2.食材の下準備

投入口の大きさや対応食材によって、カットにかかる手間は変わります。

食材の洗浄、皮むき、種や芯の除去なども含めて、仕込みにどの程度の時間が必要かを確認しましょう。投入口が大きい機種でも、すべての食材をそのまま投入できるとは限りません。

3.洗浄とメニューの切り替え

毎日の洗浄に加え、材料を変えるときの作業も比較したいポイントです。

取り外す部品の数、フィルターや刃の洗いやすさ、食洗機への対応などを確認します。食材のアレルゲン管理が必要な場合は、簡易すすぎだけで判断せず、店舗の衛生管理に合わせた洗浄方法を検討しましょう。

4.設置スペースと運転音

本体の幅や奥行きだけでなく、食材を投入する上部の空間、容器を置く場所、部品を外すためのスペースも必要です。

客席に近いカウンターで使うなら、運転音も確認したいところ。可能であれば、予定している食材を使った実演などで、作業のしやすさと音を確かめましょう。

5.材料費と搾りかすの処理

ジューサーでは搾りかすが出るため、仕入れた食材の重量が、そのままジュースの量になるわけではありません。

1杯分を作るのに必要な材料と、実際に得られるジュースの量を確認すると、原価を考えやすくなります。搾りかすを回収する容器の容量や、処理のタイミングも含めて運用を考えましょう。

お店で提供したいメニューから選ぼう

スムージーやシェイクを中心にするなら、ミキサー

果物と牛乳・ヨーグルトなどを組み合わせ、とろみや食感を楽しむメニューにはミキサーが候補になります。

バナナミルク、フルーツスムージー、シェイクなど、作りたいレシピに対応する業務用機種を選びましょう。氷を砕く力や冷凍食材への対応は、製品ごとに確認が必要です。

野菜や果物を搾ったジュースを中心にするなら、ジューサー

人参ジュース、りんごジュース、人参・りんご・レモンのミックスジュースなど、素材の果汁を搾って提供したい場合はジューサーが候補になります。

搾りたてのジュースをメニューに加えたいお店は、使用したい食材への対応や、口当たり、提供までにかかる時間を比較してみましょう。

両方のメニューを提供する場合は、ミキサーとジューサーを使い分ける方法もあります。

ジューサーには高速式と低速式がある

ジューサーを選ぶ際は、搾汁方式にも注目しましょう。代表的なものに、高速式と低速式があります。

種類主な仕組み比較したいポイント
高速ジューサー高速回転する刃などで食材を細かくし、遠心力を利用して果汁を分離する処理速度、運転音、対応食材、洗浄方法
低速ジューサー低速回転するスクリューで食材を圧搾し、果汁を分離する口当たり、搾汁量、対応食材、連続運転時間

低速ジューサーは「スロージューサー」とも呼ばれます。低速で圧搾する製法は、一般に「コールドプレス」と呼ばれることもあります。

「低速だから提供に時間がかかる」「高速だから必ず多く搾れる」と名称だけで判断せず、実際の処理能力や使用条件を比較することが大切です。

低速ジューサーを検討しているお店へ。HUROMの業務用モデル

野菜や果物を搾ったジュースを、お店のメニューに取り入れたい方へ。低速で食材を圧搾する機械を検討しているなら、HUROM(ヒューロム)の業務用スロージューサー「CP50」も選択肢のひとつです。

CP50 PURE PRESSは、店舗利用を想定した業務用モデル。3Lのホッパーと幅170mmの投入口を備え、食材を細かく切る手間を軽減する設計です。

また、メッシュのストレーナーで果汁と搾りかすを分離するため、口当たりを重視したジュースメニューを検討しているお店にも候補になります。

導入前には、予定している食材、提供杯数、設置場所に加えて、洗浄方法や付属品も確認しましょう。お店の使い方に合うかを具体的に検討することが、導入後の使いやすさにつながります。

お店に合う業務用ジューサーをお探しの方へ

人参ジュース専門店「ピカイチ野菜くん」では、HUROMの業務用ジューサーをご紹介しています。

作りたいジュースや予定している提供杯数など、お店での使い方を整理して、導入をご検討ください。
商品仕様や使い方については、動画をご覧いただくか、お問い合わせください。